スタジオ『ミュゲ』

オーナーのブログ

2020年9月29日

お片付け

カテゴリー:

空気澄みわたる綺麗な秋の夜
綺麗な雲を楽しむ日々が続きます
もうすぐ中秋の名月ですね

「方(かた)を付ける」という言葉があります

始末を付ける
モノとの関係を処理すること

断捨離の世界を深く探ると
インド哲学に至りますが
今はモノとは?を考えるに止めます

人間が生きていく時に
大きな三つのエネルギーのバランスが大切と言われます

純粋性
活動性
鈍性です
この大切に整えたいエネルギーが
肉体、精神、感情だけでなく
所有するモノにも
食べ物にも存在すると考えられています

モノとの関係が苦しみを生む可能性があるということです


たくさんのモノに囲まれ
モノに執着し続けると
空間も余裕も狭くなって

思考の密度が下がると言われます

たとえ

自我でモノを獲得しても

次の執着がまた訪れ満たされることはなく

ずっと続くことでしょう

満たされない不足の連鎖です

自分が可哀想です…

モノが多くなると
自分のエネルギーのバランスが取りにくくなり
本来の自分の純粋性に気づけなくなってしまうと

個人的にも感じています

多くを持たず
空間を保つ暮らしの中で
自分の人生を効果的に生きるには
日々、自分に問いかけながら
環境と抱えるモノ(役割も含め)洗練していくことは
大切なこと

それでも必要なモノは揃えていかなければなりません

自分にふさわしいモノ

見た目ではなく本質的に

自分に似合うモノ

そのようなお品はそんなにたくさんあるものではありません

存分にお品選びを楽しんで

大切に使うこと

大事にできること

とても美しく素敵なことですね

お片付けをするときに
サン=テグジュペリの『星の王子さま』を思い出します
~本当に大切なことは目に見えない~

大切な人大切なことを愛し続ける
純粋な自分であるために
必要なモノは
そんなにたくさんでなくても
大丈夫だと思うのです

お片付けの方法は専門家さん達が色々と発信されています
自分に向くやり方で
モノとの関係を浄化させていくこと
日課として10分20分ですが
私自身を整える意味で続けています

20200928_212059.jpg