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2018年 霜月 11月禅のことば

  • 12:30

美しき奇跡!!と思う

四季折々、変化していく自然の美しさ…

毎日の暮らしの中にその息吹が感じられたら素敵と思う

暮らしに芳しく映せないものかと願いながら

禅の言葉を暮らしに置いている

茶道のクラスの中で終わらず

私の今日を大事に生きる励ましとして

心の片隅に置くことで

フツフツとした力を貰ってきた

霜月11月は『楓葉経霜紅』

~楓葉(ふうよう)は霜を経て紅(くれない)なり~

楓の葉は、霜を経て一層鮮やかに紅葉するという様子の中に

禅の世界では

「人も苦しい時期を経て大成する」と理解する

もみじの紅葉を「美しい」だけで終わらせないことが

日常の暮らしにも生きる全てにも刺激を与えてくれている

真っ赤で美しいもみじのように

変身出来たら素敵だから

ひとつずつ今日の努力を重ねる

少し振り返ると

自分の歩いた道が消えずに残っている

暗闇が灯された時と同じに

単純に安堵して

素敵な事を続けている

明るい気持ちが湧きあがる今☆

私という今年の楓はきっと真っ赤に紅葉しているのだろう

幸福は自分の心が決めている

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