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2020年 弥生 3月禅のことば

  • 21:33

「和敬清寂」

(わけいせいじゃく)
誰とでも仲良く、すべてにおいて

調和を大事にし

お互いを尊重しあい

何事へも、心は清らかであること

それによって、最終的に穏やな境地に至り

どんなときにも

どんなことにも

動じない心を得られるという意味です

~静寂で平穏な境地~

「お茶の心」「お茶の精神」として伝えられています

これは、茶道の世界だけでなく
日常に、そして、生き方として
大切なこと

利休が唱えたお茶の精神「和敬清寂」は、
四百数十年以上経ても

一服のお茶で心通わすおもてなしを

交えることで
すべての心もつ人々へ
平等で平穏の豊かさを伝え続けてきました


成熟した考えをすれば
私もあなたも同じ本質という考えに至り
誰とでも分け隔てなく
ひとつに繋がることと教えられます
(しかし、今の私には、大変難しい境地です…。

それゆえに

心に置いてでも大切に向き合いたいと思います)

この究極に至らずとも

『和敬清寂』の精神に

心寄せられたなら…


性別、年齢、国籍などにかかわらず
世界中の人が
宗教や文化の違いを乗り越えて
心通わせ
心穏やかな時間を堪能できる

素敵な世界となることでしょう

大切な人とのかかわりを
感じて
今、心に置いておきたい
幸せに生きる為の「原点」と思っています

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