〜春には雪解け水があちこちの沢に満ちてくる〜意味の
『春水満四澤』という禅のことばがあります
感情論にすると
苦しい時・つらい時があっても
それは
春夏秋冬という季節が巡るように
いつか過ぎていくと理解してもよいそうです
今年もソメイヨシノが満開を迎え
桜にとって
一番綺麗な季節となりました
時間とともに
花は散り
葉桜となり
冬には丸坊主に姿を変え
春になればまた華やかに
満開の美しい姿で
私達を楽しませてくれます
四季をめぐりまた元に戻るお話が
お茶の世界では語られます
また
桜の咲き乱れるころに
ヨガスタジオでは
年老いて姿を変えていく人間に例えるお話しを
耳にすることが重なります
美しく咲き誇る桜を眺めつつ
満開、葉桜、枯れ木を人の生き方に照らし
・
変化する姿があっても
唯一変わらないものがあるというお話し
・
その人の本質は変わらないこと
この本質をヨガでは
真我といい
本当の自分と説明します
・
本当の自分は
静かで穏やか
事象を静かに俯瞰でき
周りと調和できる余裕がもてる
静寂
波立たないものです
どんなに環境が変化しても
どんな境遇に置かれても
唯一変わらないものを一人一人が持っています
桜の季節になると
美しい花に満たされながら
しみじみと基本に戻る昨今
瞑想についての学びを
お勧めしているのも…
自分をリセットして
反省と生き直しを続ける中で
調和と
唯一変わらないものに気づけるからです
☆
日々、桜と微笑みながら
クラスの準備
ゆったりな時間の中に
今日も暮らしています