スタジオ『ミュゲ』

オーナーのブログ

2021年10月29日

暮らしの整え 私の取り組み方

綺麗な夕陽は一瞬にして変化していく

幼児期の私が描く理想の自分は
花を自然に生け
波立たない心に浸りながら
茶道を楽しむ大人の女性でした
それは
とても鮮やかに
ハッキリと描かれていたと思います
切望して
8歳から茶道と生け花を習い始めました

富士山に雪が被る季節となりました
朝晩冷えて来ましたね


今思えば
今の私の生き方の軸となっているヨガは
茶道を始め40年も過ぎて
ようやくヨガに繋がり進むには
とても自然な流れだったと思います
また
生け花をするのに欠かせない空間(花を眺める領域)の捉え方は

ヨガに繋がるとともに
空間を「部屋(容れ物・カラダの内側)」と感じて

必要ないものを取り外し

シンプルに暮らす習慣となりました

花を生ける時に
切り取る小枝も葉も心で感じ取りますが
無いほうが良いことに自然と気がつくことは
ゆっくりと時間をかけて身につけました

素敵な美意識は長い時間をかけて育つと信じるのも
夢のあるお話しで好きです

今実際に
暮らしを整えるために

大切に繰り返していることは
住空間に対するモノのMAXを

敏感に感じる自由を失わず
心地よい呼吸ができる空間であり
視覚から伝えられる違和感もない
落ち着く場所として守ることです

違和感が生まれると

直ぐに対処します

その為、頻繁にモノの位置も置くモノも変わります

専門家によると

浄化の仕方の一つだそうです


やり方は
自分の心(内側)を観察する時と同じで
丁寧に一つひとつを大切に感じ取ってあげる

優しく尊いひとときの積み重ねから

成り立っています


侘び寂びという
削ぎ落しの不均衡を愛する美学
昔スタイルのお花や枝の生け方を学ぶ方も少なくなりましたが
日々お花と触れて
ボリュームと空間を感じるお稽古の繰り返しであっても

暮らしを整えることの大切さに
気づいて頂ける機会は増えました

よくお話しして頂けるのは
お食事の盛り付けが綺麗になり
揃える器
お部屋のデザイン
インテリアに一貫性を見つけられ

お洋服をどれだけ
どのようなものを持てばよいかがわかり
バッグも靴も
自分が自分であるように

揃えられるようになって
自分が変化し

結果として
ラクに生きて暮らせるようになった等です

お稽古を重ねさせて頂く中で
素敵な成長に感動することは
たくさんあります

空間を感じ
空間をデザインする
空間(心・自分の内側)、生きる領域で
暮らしを最高にするのは
自分自身です

素敵な美意識を育てながら
自分の人生も
綺麗にデザインして行きます☆
日々…
〜素敵〜を探しながら
楽しみ続けたいです