綺麗な夕陽は一瞬にして変化していく
幼児期の私が描く理想の自分は
花を自然に生け
波立たない心に浸りながら
茶道を楽しむ大人の女性でした
それは
とても鮮やかに
ハッキリと描かれていたと思います
切望して
8歳から茶道と生け花を習い始めました
富士山に雪が被る季節となりました
朝晩冷えて来ましたね
・
今思えば
今の私の生き方の軸となっているヨガは
茶道を始め40年も過ぎて
ようやくヨガに繋がり進むには
とても自然な流れだったと思います
また
生け花をするのに欠かせない空間(花を眺める領域)の捉え方は
ヨガに繋がるとともに
空間を「部屋(容れ物・カラダの内側)」と感じて
必要ないものを取り外し
シンプルに暮らす習慣となりました
・
花を生ける時に
切り取る小枝も葉も心で感じ取りますが
無いほうが良いことに自然と気がつくことは
ゆっくりと時間をかけて身につけました
・
素敵な美意識は長い時間をかけて育つと信じるのも
夢のあるお話しで好きです
・
今実際に
暮らしを整えるために
大切に繰り返していることは
住空間に対するモノのMAXを
敏感に感じる自由を失わず
心地よい呼吸ができる空間であり
視覚から伝えられる違和感もない
落ち着く場所として守ることです
違和感が生まれると
直ぐに対処します
その為、頻繁にモノの位置も置くモノも変わります
専門家によると
浄化の仕方の一つだそうです
・
やり方は
自分の心(内側)を観察する時と同じで
丁寧に一つひとつを大切に感じ取ってあげる
優しく尊いひとときの積み重ねから
成り立っています
・
侘び寂びという
削ぎ落しの不均衡を愛する美学
昔スタイルのお花や枝の生け方を学ぶ方も少なくなりましたが
日々お花と触れて
ボリュームと空間を感じるお稽古の繰り返しであっても
暮らしを整えることの大切さに
気づいて頂ける機会は増えました
・
よくお話しして頂けるのは
お食事の盛り付けが綺麗になり
揃える器
お部屋のデザイン
インテリアに一貫性を見つけられ
お洋服をどれだけ
どのようなものを持てばよいかがわかり
バッグも靴も
自分が自分であるように
揃えられるようになって
自分が変化し
結果として
ラクに生きて暮らせるようになった等です
・
お稽古を重ねさせて頂く中で
素敵な成長に感動することは
たくさんあります
・
空間を感じ
空間をデザインする
空間(心・自分の内側)、生きる領域で
暮らしを最高にするのは
自分自身です
・
素敵な美意識を育てながら
自分の人生も
綺麗にデザインして行きます☆
日々…
〜素敵〜を探しながら
楽しみ続けたいです