眠りにつく前の
不安も心配も抱かない
ゆったりとしたひとときは
迎え待つ朝の味わいを深めてくれます
大切な時間…。
この夜のひとときを大切にしたくて
一日を大事に過ごすのか…
今日の日も善き日であったので
穏やかな夜を迎えられたのか…
夜には
窓近くに居ると
冷えた空気を感じるこの頃…。
茶事七式に『夜咄(よばなし)の茶事』があります
夕暮れて行われる冷たい季節の茶事
灯りは、行燈やろうそくの薄明かりの中で
身体があたたまるお食事を頂きます
茶花は白く
掛け物は大きな文字のもので・・・と
利休は伝えていたと・・・読んだことがあります
秋の長い夜、冬の寒い夜を楽しむ夜咄の茶事
寒さをしのぐ日常に対して
寒い季節の訪れを迎い入れ
味わい、愉しむ日本の文化
夜には
灯りを落として
のんびりと過ごして感覚を沈め
また生まれ変わるような
新しさ…
文化の日も近いですね…
内なる美しいところの鑑賞も
素敵に思います
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