
季節のかわり目に思うこと
(春から夏へ)
春を楽しむ時間が
年々短くなっているように感じます
芽吹きや新芽、木々の若緑
本来なら、ゆっくりと味わいたいこの繊細な移ろいが
気温の上昇とともに
あっという間に過ぎていきます
春の装いもまた同じで
「今、着ておきたい」という気づかいを
どこか急かされるように感じるようになりました
数年前とは
確かに違う感覚です
🌿
けれどその一方で
多くを持たない暮らしを選ぶ方や
厳選する美意識を大切にされる方との出会いが
自然と増えていることにも気づきます
同じ方向を見ている人とは
言葉にしなくても
どこかで引き合うものがあるのでしょうか
🌿
作家の山口周さんは
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の中で
「このままでは何かがおかしい」と感じた人々が
少しずつ行動を変えていくことで
歴史は静かに転換していく
と述べています
その言葉を、折に触れて思い出し
ときどき本を開いては
自分の感覚を確かめています
どのように生きるのか
どのように暮らすのか
季節のかわり目ごとに、立ち止まり、考えています
それは、私にとって
静かで、かけがえのない時間です

