お茶事でお客さまをお招きする少し前に、玄関を掃き清めて「打ち水」をします。
私の場所では
打ち水はできないのですが… お客さまをお迎えする前には玄関の三和土(たたき)を水ぶきすることを大切にしてお迎えして参りました。
茶事では、
水が打ってあることが、亭主の「お待ち申しておりました」という誠意のあらわれで、お客さまは、その湿りけを感じることで亭主の気持ちを受けとり静かにお玄関に入ります。
客さまと、亭主との無言の決め事が、『迎え水』とされています。
現代の暮らしの中ではなかなか難しいところですね。
でも、きっと…扉を開けた時に…からだのどこかで、『迎え水』らしき湿りけは感じて、それはやがて心地よさとして受け取って頂けていたらと…大切にしていることです☆
今朝、可愛らしい「ヒルガオ」を見ました。
数時間の命と言われる花ですが…今日の茶事をご一緒いただけたら…と、素敵に思いました^^