日の出前の空
美しく変化していく一瞬の連続に
今、ここに生きている実感を覚えます
それと同じくらいの美しい瞬間が
一日のうちに
もう一度あります
日の入りの時間です
季節は夏へと歩みを進め
立夏へ近く
光の色はさらに美しく
光の余韻は長くなりました
・
新月を過ぎ
夕暮れのあと
細い三日月は、日々ふっくらと
約束通りに
姿を変えて現れ
稔りを象徴するように
心に落ち着きを与えてくれます
・
月が輝く時間を楽しむ
静かなひととき
・
幸せに
晴天に恵まれるここ数日
光の溢れる中で
心、元気に過ごせます
・
「誰(た)が家にか明月清風なからん」~誰家無明月清風~
という禅語があります
・
どなたの家にも月は明るく宿り
清らかな風は吹き抜けるという意味です
・
ひとり一人に平等に与えられている
自然の恵み
空、雲、太陽、月、星、風、植物を感じて
ただそこに佇む
・
大切な一日を
今日も精一杯過ごせたと思い
今日に微笑みを残して閉じられること
このささやかな幸せが
本当に大切なことと
思い終わります
・
私にできることを
明日も心弾ませて取り組みます