『一花開天下春』
(一花開いて天下春なり)
一輪の花の美しさで心満たされて
ふと…辺りを見回してみたら・・・
満天の下に春が到来していました
という禅語です
☆
どのような花でもよいのだと思います
野に咲く小さな花でも…
花はただ花であろうと咲いている
評価にとらわれず
また、
「(一)花開く」を「心の花が開く」と受け取ってみる
ふと気づくと
目の前の景色は…春でいっぱいになっている
幸せがいっぱいであることに気づく・・・と感じても素敵ですね
☆
弥生月のお茶道のクラスでは
おひとりおひとりの「一花開天下春」を心に置いて
春の訪れを楽しんでいます
七十二候の暦では「桃始笑」(桃始めて咲く)
桃の花が咲き始めるころであることを知らせてくれています
自然界では今が桃の花が開花するとき
旧暦でひなまつりをお祝いする地方は4月3日頃に・・・
と教えて頂きました(^^)
桃の花・・・そして、桜の花・・・
美しく清々しく香り豊かな日々を楽しめますね
桃の花