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2016年 神無月 10月禅のことば

  • 13:30

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主菓子:「鶴屋吉信」 『落柿舎』

🍃

私は、子供の頃から
あるときまで
生きることは
何でこんなにもやりにくいのかと
考えていた


私は、その頃とは
別の世界で生きている

支えられる宗教、

信じるものを持っているのではない

自分の心
起きていること
相手の心
今の私に出来る限りの全てを使って
感じている

限界はあるのだけれど
今、出来る限りの
道徳心で


私から産み出すことのできる
愛の言葉
それだけを頼りに
精一杯向き合って生きている
未熟な私を受け入れることにもなるけれど

あした、人生に終わりが来ても

後悔はないとさえ思う

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お干菓子:「亀屋良長」吉村和菓子店 『種まき』

🍃

特別な経験か
一度、人生を閉じてもおかしくはなかった事故に
私は出遭っているので
このように思うのか
異質なのかもしれない


ヨガの教えの中にも
是非、そのようにしましょうという

5つの行い(ニヤマ)と
それは避けた方が良いですよ!(ヤマ)という

5つの行いが明確にされている

それらに戻ると
やり易いのも確か

自分の今の様子
身体も心も感じてみる
そんな
とてもシンプルなことから

しがみつくものは何も無くなって行く

今の私にできる色々が
キラキラとした閃きのように降ってくる
それは、自分の心も浄化してくれる

愛の言葉でしかない

今の私にできる
みんなが幸せであることに
近づく
・・・

10月神無月 禅のことば は
『我が心 秋月に似たり』

「こころ」は、秋の夜の名月に似ている
特別に綺麗に見える秋の月
差別なく地上を照らし、その光は澄み切った湖に

冴え冴えと差し込むようで
一点の曇りもない清浄無垢

月のような光り
放てるようでありますように
自分へ贈る