2017年 　霜月　11月禅のことば

朝を迎えるごとに綺麗に色づいて

冷たい空気と美しさ

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紅葉山川に満つ
(こうようさんせんにみつ)

日ごとに変化する美しい植物たち

冷たい季節も美しく素敵です
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真っ赤なもみじが
山にも川にも満ちあふれている様子
美しくて鮮やさいっぱいの
秋の風景を
表現しています
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十一月✨霜月
お茶の世界では
炉開きがなされ
寝かせて置いた新茶のお茶の壺を

開封（口切）する季節を楽しみます
お茶の世界のお正月と言われています
お祝いのお茶とおぜんざい等がふるまわれます
霜月を迎えると
来年の春の名残りの頃まで
椿が茶花として
空間に生けられます

ヤブツバキ

『花は野にあるように』とは、

利休が残された言葉です
余分なく削ぎ落として生ける茶花には
その心と花の命が現れると
言われます
一輪の花に心とその生命を生けるのですね
その意味を
日常に大切に取り入れて
豊かな日々を楽しめたらと
思っています

🍂主菓子🍂

鶴屋吉信「薄紅椿」

鶴屋吉信「里の秋」

お干菓子十二カ月「いちょう」