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立春を寿ぐ

  • 07:00

心待にしていた「立春」を元気に迎え
新しい映画が始まるような喜びで溢れています
春を感じる
穏やかな立春の一日でした。
~善き時にこそ思うこと~

時に訪れる
引き降ろそうとする心の波
しなければ良かったかなぁ…。と思う「力」と

出逢ってしまう時
その思念の場所で止まらないようにと
心に余白を置いています。
私は今、こんなにも重たい気持ちに押されて引っ張られていると
感じてあげながらも
ハイハイ!解りましたよと見送ることで救われています。

誰も、苦しい時にじっと待つことは大変なことだけれど
そんな時こそ
自然界の生き物に心を向けてみると

日頃気づかなかった

素敵なことに沢山気づかせてもらえます
枯れているようでも生きている落葉樹

地味な姿で梅雨の季節を待つ紫陽花

冷たい風にさらされながらも
春を待つ色々なお顔色の冬芽たち

ついつい、目に見える美しさに「綺麗」と言うけれど

丁寧に自分の苦しみを感じて眺め
見送る繰り返しをする人の姿はとても美しいと
感じたことがあります。

じっと丁寧に感じて眺めている人間の背骨は美しく
その人の本質を感じるものです。
その経験があり
私は、自分の心、からだの位置に戻ろうとします。
見つめて味わい

物事の機が熟すのを冷静に待つという自然界にもどる至福

何物にも脅かされずぶれない柱を持っている実感
この導きをしてくれるのが
ヨガであり
すべてを削ぎ落として向き合う
茶と花の世界です

私が生きるのに
どれもがとても大切なこと

そして、
身体は、自分の食べた物で出来上がっていることを
沁々と思うのです

今日も、自分自身を慈しむ
「ひととき」
大切にしたいと思います