スタジオ『ミュゲ』

オーナーのブログ

2014年9月7日

「The Sence of Wonder 」 レイチェル・カーソン

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いつも生き生きとして

新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれていたい…

基本に立ち戻る手段に傍らに置いている大切な本

僅か60頁の

『残念なことに、わたしたちの多くは大人になる前に澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。

もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいとたのむでしょう』(本文より)

sence of wonderの感性が

大人になるとやってくる倦怠と幻滅

わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること

つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する

かわらぬ解毒剤になる

と、レイチェル・カーソンは語ります。

自然の音に耳をかたむけているうちに

あなたの心は不思議に解き放たれていくでしょう。

と、教えてくれます

レイチェルは、地球の素晴らしさは生命の輝きにあると信じていました。

その地球の美しさを感ずるのも、探求するのも、

そして破壊するのも人間。

The Sence of Wonder へと戻るたびに

純粋に自分を見つめ

大切にしたいことに

また…気づかされます

「The Sence of Wonder」

 初版1991年  Rachel Carson

訳 上遠恵子

写真 森本二太郎

新潮社