明日、少し大きなお引っ越しをします☆
一年前にもたくさんの品物を処分して、今住む場所へと移動してきたはずなのに…
持っていく荷物よりも不要品を入れた袋だけが家中にあふれていきます。
いつも…余分にモノは持たない!と、暮らしていても現実は、またさらに私を反省へと運んで行きます。。。
私は、中高生の六年間をミッションスクールで過ごしました。
少人数で、温かく目の行き届きすぎる日々…。
長かった髪に白い小さな飾りピンを付けていただけで、先生から追いかけられて ^^ 今では微笑む思い出ですが…、
日常的に頂く先生方の「美意識」
お洒落な校舎に
鳥のさえずり、木々の香り、葉の重なり合う音。
森の中にいるかのようにおもう都会の静謐(せいひつ)を頂く日々。
素敵なモノや事を感じ取るときのセンサーとして静かに私へ浸透していたかのような優しい頂きもの。
心から有り難く幸せに思います☆
とても貴重な六年間でした♪
中学時代を担任してくださった
お目がとても優しくて素敵な国語の先生は、
折に触れて
貴女方には、華美ではなく質素の素晴らしさを感じとって旅立ってほしいです…。と、お話して下さいました。
本当に美しく、上質である素敵なものを丁寧に時間をかけて選び、それを大切にして行くことは、私達の心を充たしてくれる事で、そこにはモノに溢れない落ち着いた質素な暮らしがあります。
何度もブレのない同じお話をして下さいました。
先生は、いつもお誂えの柔らかい生地の美しいお洋服をお召しでいらして。
特に、今頃の紫陽花が色づく季節には、大輪の紫陽花柄のふわっとしたお洋服を毎年お召しで、
胸にひとつ飾られるパールのブローチが、さらに、全体をエレガントに、
とても素敵に薫りたたせる…。
本物が与えてくれる感動は「美意識」を育ててくれるように思います(^^)
本当に素敵な品を少しだけ…。
今再び、今の私へ・・・伝えたいと思います。
ありのままですでに満たされていることを理解していること(知足)、ヨガでも大切にしているところですが、今を有り難く思うと、すっ!と、大切なところに戻れるように思いました。
さあ♪今日のヨガの余韻もこの辺りに留めて、現実のお引っ越しに戻ります(^^)
今年も…先生を思い出せてよかった…☆
(photo: 一年間、季節の移ろいを与え続けてくれた目の前の森)