空を見上げると
夏の雲の向こうに
秋の雲が広がっていました
「あぁ、立秋を迎えたのだ」と
季節の歩みに気づきます

夜には、遠くから虫の声
まだまだ暑さは続いているけれど
自然は静かに次の季節へと
歩みを進めているのですね
そんな小さな変化を感じながら
生きていることに感謝しました
🌿
夏には、「カサブランカを迎える」
そう決めてから
もう数年になります
夏の暑さの中に漂う
カサブランカの甘く清らかな香り
その香りと夏の空気が重なり合う心地よさ
季節には
その季節にしか味わえない美しさがあり
季節を迎えることは
暮らしの楽しみのひとつです

以前、養老孟司先生のお話の中で
「居心地の良い暮らし」について
こんな言葉がありました
居心地の良い暮らしとは
「健康に生きている」という状態なのだそうです
一方で、
「幸せな状態」は刹那的なもので
必ずしも健康に生きている状態とは限らない
そのお話に、
私はふと立ち止まりました

これまで私は
「居心地の良い暮らし」を目指して
日々の小さなことを一つひとつ整えてきました
食事を整えること
身体を動かすこと
花を飾ること
お茶を淹れ、静かに味わう時間を持つこと
そして、自分の心の声に耳を澄ますこと
そう考えてみると
私は「幸せになろう」としてきたというより
健康に、穏やかに、
自分らしく生きるためのことを
一つずつ育ててきたのかもしれません
そして今
心も身体も健やかであることを
静かに実感しています
特別な出来事がなくても
朝の光を感じ
季節の花を愛で
美味しいものをいただき
ヨガで身体を整え
お茶をいただく
そんな何気ない一日の中に
「居心地の良さ」はあります
それは、
誰かに与えてもらうものではなく
日々の暮らしの中で
自分自身が育てていくものなのかもしれません
これからも
ヨガと食事と花とお茶の時間を
丁寧に育てながら
季節の移ろいを感じ
身体の声に耳を傾け
心に余白をつくり
居心地の良い毎日を
楽しみながら重ねていきたいと思います
🌿
夏の空の向こうに
秋の雲を見つけた今日
季節がまたひとつ進んだことを感じながら
健やかに生きられていることに
感謝します

